研究会、ゼミ概要
主宰者より
研究会参加動機
ゼミ日程(2018年)
装身具ハンドリング作品
ゼミに参加して
ジュエリー文化史サロン・特別講演会
論考・研究レポート・エッセーなど
文献資料
参考:伝統装身具ネット図鑑
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沢村 つか沙(さわむら つかさ)
私は、学生時代の留学先のイギリスにおいてジュエリー工房と出会い、そこで製作を学び、卒業後は職人として働いた後、帰国。
日本では、同じような商品が店に並ぶばかりだったので、もっと面白く魅力的なジュエリーを、みんなと同じではなく、自分に似合うモノを自分で選べる女性が増えてほしい、とジュエリー業界に飛び込みました。
日本では、職人の世界ではまだ女性が受け入れられず、私はデザインや営業を企業で行う傍ら、自らの作品を作り展覧会などを開いています。
この業界に入ってまだ14年ほどですが、日本の女性が輝くためには、これからの日本の女性のためには、と今の日本の業界と社会、ファッションの状況との関係を考えながら、日々何ができるだろうか試行錯誤しています。
職人との出会いも、日々の活動に影響を与えされられます。
心が震えるような作りをする職人は、今後も製作を続けてほしい、逸品の品物を作れる技術は伸ばしてほしいし、若い人材も育ててほしい。
そうでなければ、将来日本国内で逸品を作ることができなくなってしまう。
工場が潤うのは、量産品の仕事があるほうがよいし、逸品の仕事もなければ経験ができない。
最新技術もどんどん使いこなしていってほしい。
そのためには、そういう技術を使う仕事をまわさなければならない。
そんな頭を悩ませる事ばかりですが、今後の日本のジュエリー、それを紐解く鍵はジュエリー文化をもっと知ることにあるとも思わされます。
自身が知識を深め、学び、この後の仕事、活動に生かしていきたいと思い、応募するに至りました。
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