世界の装身具-指輪・耳飾り-ハンドリングゼミ 第4回ここでは、会員のゼミでの感想や気づいた点、意見、お寄せいただいた図書資料情報などを掲載します(順不同)。 角元 弥子 さん 北アフリカとサブサハラの北部の地域の指輪と耳飾りをハンドリングしました。 アフリカは装身具以前の装いについて知らないことが多いので、ゼミの前に少し予習したいと思い、ジュエリーライブラリーで『AFRICA ADORNED』というアフリカの写真集を見ました。 裸体に近い生活をする民族ほど、身体の改造も含めた装身行為のバリエーションが多く、装身具を身につけることが「装身」の手段のひとつでしかないことを思い知らされる本でした。 ハンドリングの時間に拝見した、どう見ても邪魔になるような指輪も耳飾りも、彼らの装身行為のツールとしてはごく控えめに思えてきます。 以下、個別に気になったものについて。 (No.23 指輪 マリ、ニジェール) 似たリングが載った本の説明文を添付します。 また、格子に数字や文字を埋めてお守りとする文化は、世界中にあるようです。(興味のある方は"魔方陣"で調べてみてください) (No.18 耳飾り ニジェール) 似たものの着用状態の写真が載ったサイトがありましたので、画像のみ拝借して添付します。 次回も楽しみにしております。 山岸 昇司 さん 2指輪 スーダン 写真1 写真2 6と7 指輪 モロッコ 23指輪 マリ ニジュエール 30 33 指輪 ニジェール チャド 先日、露木先生からお知らせのあったNHK番組トン族の祭りの正装にテキスト
「神々の宿る銀」P040に紹介されている背中飾りが映っていて、これを手に取らせて頂いたのかと思うと、うれしくなりました。
土田 慶太 さん 今回は、北、西アフリカの指輪、耳飾りをハンドリングしました。大まかには、モロッコのものは丁寧な装飾でカラフルなものが多い、マリ、ニジェールのものは割としっかりとした作り、モーリタニアのものはとても軽いという印象でした。信仰、生活環境などでこのように異なるのでしょう。今までアフリカについて調べようと思ったことは無かったのですが、装身具を通じて興味が湧いてきました。 今、受講しているゼミとは関係ないのですが、最近、アイヌ民族や琉球民族の装身具が気になっています。機会があれば見てみたいものです。
幸谷 由利子 さん 印象に残った一点 No.10 指輪モロッコ 指輪の装飾として、アラビア文字が表記された銀貨と、「種蒔くマリアンヌ」のフランス・50サンチーム銀貨がぶら下がるデザインを面白く思いました。と同時に、指輪部と銀貨を繋ぐ金具が、マリアンヌの頭部を貫いて付いている事に、違和感も覚えました。
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